人間ドック・健康診断で異常を言われた
人間ドック・健康診断の結果で、眼科の分野で異常を言われることがあります。
よく見る事項について、説明致します。
・視力低下
・視神経乳頭陥凹拡大、視神経乳頭陥没、視神経乳頭陥凹、視神経線維層欠損
・高眼圧、眼圧が高い
・緑内障の疑い
・眼底出血
・透見不能・眼底不鮮明
・その他
ご来院の際には、人間ドックの結果をお持ち下さい。
視力低下
以前より、視力が低下したことを「視力低下」と表現します。
ただ、ある一定基準以下の視力(0.7以下が多い)だった場合にも、「視力低下」と表記されることが多いです。
これが指摘された場合、視力が悪いかどうか、病気があるかないかを調べるため、視力検査を行い、検査・診察をする必要があります。
視神経乳頭陥凹拡大、視神経乳頭陥没、視神経乳頭陥凹、視神経線維層欠損
「緑内障」という病気の疑いがあります。
緑内障では無い他の視神経の病気の可能性があるが、同じ検査である程度診断が可能なこの注記を付ける病院もあります。
- 緑内障とは？
-
眼圧（目の圧力）に耐えられなくなり、視神経が痛んでしまうことにより、痛んだ部分に対応する視野（見える場所）がだんだん無くなってきて、最終的に全部見えなくなる（失明する）病気です。
- 視野検査を行うと、診断を付けることが出来ます。
- 視野検査を行うと、診断を付けることが出来ます。
視神経が痛んでしまった状態を「視神経乳頭陥凹拡大」「視神経乳頭陥没」「視神経乳頭陥凹」「視神経線維層欠損」「視神経線維束欠損」と表現します。病院・判定医の考え方・とらえ方・方針や、傷害部位により名称が異なります。
視野検査が必要ですので、なるべくであれば、電話(045-443-6563)で「視野検査」の予約をお願いします。
高眼圧症、眼圧が高い
「緑内障」という病気の疑いがあります。
眼圧の基準値は10～20mmHgです。（施設や測定方法によって若干基準は違います。）
その基準よりも高い値であった場合、高眼圧症と注記されます。
- 緑内障とは？
-
眼圧（目の圧力）に耐えられなくなり、視神経が痛んでしまうことにより、痛んだ部分に対応する視野（見える場所）がだんだん無くなってきて、最終的に全部見えなくなる（失明する）病気です。
- 視野検査を行うと、診断を付けることが出来ます。
- 視野検査を行うと、診断を付けることが出来ます。
視神経が痛んでしまった状態を「視神経乳頭陥凹拡大」「視神経乳頭陥没」「視神経乳頭陥凹」「視神経線維層欠損」「視神経線維束欠損」と表現します。病院・判定医の考え方・とらえ方・方針や、傷害部位により名称が異なります。
視野検査が必要ですので、なるべくであれば、電話(045-443-6563)で「視野検査」の予約をお願いします。
緑内障の疑い
緑内障は眼圧（目の圧力）に耐えられなくなり、視神経が痛んでしまうことにより、痛んだ部分に対応する視野（見える場所）がだんだん無くなってきて、最終的に全部見えなくなる（失明する）病気です。
視野検査を行うと、診断を付けることが出来ます。
視野検査が必要ですので、なるべくであれば、電話(045-443-6563)で「視野検査」の予約をお願いします。
眼底出血
網膜に出血をした状態です。
原因は、高血圧、糖尿病、高脂血症、加齢黄斑変性症、網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞等、様々あります。
緑内障に伴う視神経乳頭出血を、眼底出血で出してくる病院もあります。
散瞳（目薬を使って、瞳を広げる）による眼底検査が必要です。
散瞳を行うと、車の運転や精密な作業が5～6時間程度出来なくなるため、運転はしないで、来院してください。
緑内障を疑う場合は、視野検査を行います。
透見不能・眼底不鮮明
人間ドックでは、無散瞳カメラを用いて、眼底写真を撮り、あとでまとめて診断を行っているところが多いです。
何らかの事情で無散瞳カメラで、眼底写真を撮影できなかった場合、必要十分な範囲が撮影できなかった場合「透見不能」「眼底不鮮明」となります。
原因
固視不良（撮影のまぶしさに耐えられなかった等）、眼瞼下垂（まぶたが下がったまま、開かない）、小瞳孔（カメラの機種にもよるが瞳孔径が3mm以下は撮れない）、白内障（軽度でも濁り方に偏りがあると撮れない）、硝子体出血、網膜剥離（程度による）等
散瞳（目薬を使って、瞳を広げる）による眼底検査が必要な場合があります。
散瞳を行うと、車の運転や精密な作業が5～6時間程度出来なくなるため、運転はしないで、来院してください。
